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Audio & Music

「B&W 804 D3 をシンプルに鳴らしたい。」とご相談を受けたのは1ヶ月半ほど前のご来店を頂いた時。話しているうちに「いや、シンプルだけど、気持ち良く。」となり、さぁここからシステム選び。プリメインアンプはすでにご使用されていて、スピーカーを804 D3 へ変更するタイミングでアンプもセパレートへシステムアップをしたい。だけども現在のプリメインアンプを設置しているスペースの中でセパレートシステムへと入れ替わるなら、それが一番嬉しい、もちろん音も嬉しい方向へ。更にネットワークーオーディオにもチャレンジするという希望が入れば、LINN を聴いてみるほかにないということに。DS  再生とコントロールは LINN AKURATE DSM 、パアーアンプはAKURATE 2200 、と思ったのですがフロアーに KLIMAX TWIN の中古製品が入荷しているのでパワーアンプはこちらで試聴。初めて LINN DS を聴いたという事でしたが、なんだかすっかり気に入ってもらった様子でご試聴時のプレイリストにはいつの間にか沢山の曲が並んでいました。レコード再生もされているのですが現状のプリメインアンプ内蔵フォノを使用されているので、これは少し先ですが単体のフォノも使ってみたいなぁ、と。AKUTRATE DSM にもMM & MC のフォノがスタンバイされているので今回は LUXMAN PD-171 & ortofon RS-212D、 こちらを使用してのレコード再生も堪能して頂きました。

現在ご使用のブックシェルフスピーカーからのシステムアップ、804 D3 を聴かれた第一印象は「ボトムの質感と表現力の豊かさが心地良い」という事でした。ブックシェルフからフロアータイプになるとキャビネット容積が大きくなるので音場も豊かになるのは大きな変化なのですが、ブックシェルフの定位感やまとまりの良さは少し消えてしまう事がある場合もあります。804 D3 を聴いたお客様の感想はまさにその消えてしまう場合のあるブックシェルフの良さもそのままに、ボトムの広がりや音場感を今までにない感触として楽しんで頂けたようです。LINN と B&W の組み合わせにも文句無しということで、さてスピーカーを先に入れてからアンプかな、でもDSは待ちきれなから AKURATE DSM も同じタイミングにしなければ、と楽しい悩みが進行中です。

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