Audio Alchemy System
90年代に活躍した Audio Alchemy が再スタート、当時と場所も変わらずカリフォルニアはニューベリーパークから届きます。価格設定の優しさとパフォーマンスの高さでその時代のシェアを確立していましたがブランドは一旦休憩していました。開発責任者のピーター・マドニックは現在のブランドでは Constellation Audio の開発にも関わっています。
(上段)Pre amp:DDP-1:¥380,000
(中央)Power amp:DPA-1:¥380,000
(下段左)Phono amp:PPA-1:¥320,000
(下段右)Power Station:PS-5:¥120,000
※全て税別定価となります
そして約15年振りに Audio Alchemy は再スタートしました、製品は当時のコンセプトを大切にサイズ、価格設定もコンパクトでありながらパフォーマンスの高さを詰め込んでいます。現在のハイエンド製品をズラッと思い浮かべてもセパレートタイプでこの価格とパフォーマンスをトータルデザインしてるプロダクトは無いと言えるでしょう。コンパクトなだけではなくプリアンプ、フォノアンプ専用の外部電源ユニット「PS-5」のラインナップもあり、クオリティーの追及には余念がありません。プリアンプにはデジタル入力もありデータ再生の幅広さも十分に装備しています、が、到着して1日、ずっとレコード再生から手が離れません。フォノアンプがとても楽しい音作り、ピーター・マドニックは Constallation Audio のフォノアンプ設計も中心に行っていたという事ですからその技術はこちらにも十分に落とし込まれているはず、それでいてこの価格ですから驚きますよね。この頃ではプリメインアンプも100万円前後となる価格設定が増えてきたこともありそれはそれで魅力的な製品もありますが、セパレートタイプでしっかりしたクオリティーを持ち、かつこのような価格設定での選択肢ができたことは非常に嬉しいことです。現在はステレオパワーアンプを組み合わせていますが、新製品としてモノラルパワーアンプも発売されたので、時期を見てそちらの組み合わせでも聴いてみたいと思います。
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