
W5 & Spring Suspension
BOENICKE Audio のブックシェルフスピーカー「W5」、今までは専用スタンドとの組み合わせで設置していましたが本日からは直置きにてデモを行っています。高さ29.3cm、幅10.4cm、奥行き23.1cm というコンパクトなサイズはスタンドでの設置でもレイアウトには自由度が高いのですが本体のみでの設置となると更にその自由度を広げます。現在は LINN EXAKT 530 の後ろにレイアウトしていますが、再生していると必ず立ち止まって覗き込むように BOENICKE Audio W5 をご覧頂いて「この小さいのが鳴ってるんですよね?」というやり取りになるくらい、その再生スケールは見事です。

合わせているアンプは LINN MAJIK DSM、コンパクトなスピーカーにはアンプ、プレーヤーの機能を一体型とした LINN DSM がお似合いです。音の相性も良く、長時間聴き続けられる疲れのない再生ができます。スタンドを使用しない W5 の直置きと言ってもそこはこだわりの強い BOENICKE Audio なのでひと工夫してあります。本体下部にはスプリング式の脚が4箇所あり、これを使用して設置する事ができます。

上記画像がスピーカー本体下部を少し持ち上げた様子です、スプリングの脚が見えますね。フロアータイプの W8 も背面のスタンドは吊り式で本体前面のボール受け設置と合わせてフローティング状態に近く、振動面での対策に拘りがあります。小さなスピーカー W5 にもスプリング脚で設置面との振動をできるだけ回避する対策が行えるようになっています。スプリング脚を付けて設置してみると手で揺らすと確かに揺れるのですが、想像以上に揺れの角度が大きくなっても簡単に倒れるという心配はありません。
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