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Audio & Music

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800 D3 〜Day3〜

約一週間、B&W の新製品フラッグシップモデル 800 D3 をフロアーで再生しました。手持ちのソフト、お客様持ち込みのソフトを合わせるとかなり大量の音楽が再生されました。しかし、800 D3 の堂々たる鳴りっぷりには関心の一言。

左右のスピーカーの間に現れる音像には B&W ならではの魅せ方があるように思います。その独特な定位感が今ではスタンダードとなり、そのスタンダードのレベルを自身で高くすることでそれをまた更に超える進化を遂げ、今回の新製品をしてまた他を引き離すところまで歩を進めていると思うのです。趣を凝らしたスピーカは他にも数あります、そのそれぞれに魅力があり魅了され自身のオーディオシステムに迎え入れることになります。その中には必ずと言っていいほど B&W はリストに入り、スピーカー選びとしてのひとつの指針として、あるいはリファレンスとして、もしくはこれほどトータルバランスの優れたスピーカーは無いという大本命として。今では当たり前のようになった B&W のダイアモンドシリーズを今一度、その底の深さと魅力の高さをこのフラッグシップ 800 D3 の再生で嫌という程感じたように思います。スピーカーを選ぶ基準とは何なのかを改めて考えさせられる良い機会となりました。

最後の二日間、固定していたシステムのパワーアンプを変更して再生した時間はこの数ヶ月を振り返っても比べようの無い音を聴かせてくれたと思っています。

Player:LINN KLIMAX DS/3
AD Player:LINN AKURATE LP12 system
Phono amp:PASS XP-25
Pre amp:Dan D’Agostino Momentum Pre
Power amp:VIOLA LEGACY
Speakers:B&W 800 D3