試聴会後記

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ジャズ録音100年とジョン・コルトレーン没後50年に想うこと

昨日開催いたしました山口 孝さんをお迎えしての講演会にご参加頂きました皆様誠にありがとうございました。しばらくの間執筆活動をお休みされていた事もあり山口 孝さんのお話を実際にお聞きすること自体非常に嬉しく、また貴重な体験として時間を過ごす事ができました。ご来場頂きました皆様もそれぞれに感じて頂けたと思っております。今回の会の感想は山口 孝さんの当日のお話を聞く以上に説明が難しいこともあり、こちらに個人的な感想を書き綴るというのは控えておきたいと思います。

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タイトルにもあります通り、曲の再生は 1917年録音の Dixie Jass Band One Step / The Original Dixieland Jass Band からスタートしました。ここからはジョン・コルトレーンの曲を4曲、最後にバッハの平均律Clavier曲集から BWV883 第14番Prelude & Fugue (Friedrich Gulda)にて幕を閉じました。

山口 孝さんのお話はご参加頂いた皆様の記憶に残して頂きまして、それぞれの曲再生を担当しました私の準備の内容を少し。

今回再生に使用したシステムは LINN KLIMAX EXAKT system 、KATALYST アップデートを行った最新モデルとなります。LINN DSには「スペースオプティマイゼーション」機能があり、スピーカーを設置する場所、周辺環境、リスニングポジションなどを設定する事で部屋固有に発生する定在波(80Hz以下の低音に限定)のピークポイントを掴み取ります。スピーカーを設置してから低音の処理に格闘するといった話は昔も今も変わらぬ事ですが、LINN DSの「スペースオプティマイゼーション」機能はその悩みを驚くほどスムーズに解決してくれます。この設定による再生音のパフォーマンスの変化は非常に大きく、低域のスムーズな再生を行う事でそれ以外の再生帯域のバランスが整い結果としては全体の再生音に大きく影響するのです。

私のフロアーでは EXAKT AKUDORIK を常設していますので、この設定は常にONで使用しています。更にこの機能には特徴があり、スピーカーを設置する際に「部屋のこの場所にスピーカーを置くのが音質的に最も望ましい」場所が決まっているとして、しかしリビングなどでの設置の場合、音質的に最も望ましい場所にスピーカーを設置できない事も多くあると思います。そのような場合、本来設置したかった場所の数値と実際に設置する場所の数値どちらも設定する事でその位置変化を含め、本来設置したかった(音質的に最良の)場所でのスピーカーパフォーマンスが実際の設置場所から再生できるようになります。

難しい説明になっているかもしれませんので、今回の試聴会で準備した私の例で説明します。

今回の試聴会 KLIMAX EXAKT 350 の設置準備、普段私のフロアーで設置する場合の最良なスピーカー設置位置は把握していますのでまずはその位置にスピーカーを設置します。その場所で「スペースオプティマイゼーション」設定も行い、更に微調整を行いながら変化を確かめつつ、最終的には期待以上の音になり試聴会でも皆様に満足頂ける再生パフォーマンスのクオリティーを十分に確保できました。が、今回の試聴会は参加人数が普段より多く、椅子を並べているうちにスピーカーを現在の設置位置から後ろへ移動せざるを得ない事に気づきました。先ほどお伝えしたようにスピーカーの設置として最良と思っている設置位置と移動後の設置位置をどちらも設定する事でこれらの対応とし約60cmほど後ろに下げました。その結果としてもパフォーマンスに全く不足なく、さすがの「スペースオプティマイゼーション」機能だと喜んでいましたが、ふと「移動後のこの場所をシンプルに設定した再生音はどのようなものか」と思ってしまいました。そう思うとやってみないと気が収まらないので、現在のスピーカー移動数値設定を外し現在の設定位置のみをシンプルに入力後、再生してみます。あれ、こっちの設定の方が断然良い。。。普段のフロアー環境でリスニングポジションを設定した「最良と思われるスピーカー設置位置」でのパフォーマンスより良く聴こえたのには訳があります、試聴会用に椅子を全て並べそのちょうど中央くらいにリスニングポジションを設定するので普段のフロアー環境下でのリスニングポジションとは異なり、当然スピーカー位置でのパフォーマンスも同様となります。自分の勘違いかもしれない、と思ってもう一度振り出しに戻り、全ての設置位置での再生を確認し、やはり最終的なポジションと設定は先ほどの内容に落ち着きました。

さらに、今回の試聴会では再生曲が6曲、これに標準を合わせて設定しますのでさらにピンポイントで微調整を行います。これ以上に再生曲のバリエーションが増えるともっと時間が必要だったはず、システムが到着して5日間でこれらの設定の変化と確認を続け最終決定となりました。山口 孝さんの講演もございまして、当日は皆様へ LINN EXAKT 350 の最高のパフォーマンスをお届けできたと思っております。

ダイナミックオーディオ3F:柴田

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