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W5 SE Plus

楽しみにしていたスピーカーがようやく到着しました、BOENICKE Audio のブックシェルフ W5 SE プラス。BOENICKE Audio のスピーカーには全てにスタンダード、SE、SEプラスという3つの仕様が用意されています。

以下はメーカーHPの製品仕様から一部抜粋

W5 SE
W5 SEはスタンダードタイプとは異なる、より強力なロングストロークベースドライバーを採用。ローパスフィルターを必要としないため、低域の精度とインパクトが明らかに向上し、50Hzまでの超低域を再生。ベースドライバーにもエレクトロメカニカルパラレルレゾネーターを搭載。クロスオーバーには最高品質のコンポーネントを使用。

W5 SE+ Version
W5 SEを超える究極のサウンドパフォーマンス。W5 SEの仕様に追加して、すべてのドライバーに対してエレクトロメカニカルシリーズレゾネーター(プラス端子に直列に取り付けられる)を追加。また、エレクトロメカニカルパラレルレゾネーターもエレクトロメカニカルシリーズレゾネーターも両方STAGEIIタイプを採用。プロプリエタリーフェーズリニアリゼーションネットワークを搭載。これはレジスターとキャパシターで構成されたネットワークで、位相に素晴らしい影響をもたらします。

スタンダードとSEは大きな特徴としてベースドライバーユニット自体が変更され低域再生も65Hzから50Hzまで再生可能に。SEプラスはSE仕様の各ユニットに位相特性や仕様パーツの選別など更に手を加えた特別仕様。

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VIVID Audio GIYA G2 S2 と並べて設置してみるとサイズの違いがよく分かると思います。

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スタンダード、SE、としっかり聴き込んできたので、今度はSEプラスがどれだけのパフォーマンスなのかを集中して再生を継続しました。高音域から低音域までどこかの帯域が特化して浮き出てくるものではなく、ごく自然に全帯域がバランス良く再生されています。目の前からスピーカーが消える感触、現行製品の中でこれを現在最も感じさせてくれるスピーカーなのではないかと思います。BOENICKE Audio のスピーカーづくりに感じる徹底した拘りは十分に理解していたつもりでしたが、またひとつ扉が開いたような新鮮な気持ちです。