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Audio & Music

自宅で再生を楽しむ醍醐味のひとつはゆっくり時間をかけて1曲を聴くこと。20〜30分ほどの楽曲をじっくり聴き込むというのは本当に幸せな時間、最近はこの辺りを良く再生しています。マイルスの73年、75年東京での演奏は個人的に大好きで、アガルタ、パンゲアもありますがこのハイハットレーベルから発売されている同時期の録音を好んで聴いています。ワンループに近いベースラインとギター、リズムの上で自由に踊るマイルスはすこぶる格好良い、完全に今の時代を先駆けたこと演ってます。クレーメル、ディルヴァナウスカイテ、ブニアティシヴィリの三重奏。アルバムはチャイコフスキー三重奏曲がどんと構えているのですが、冒頭に聴けるヴィクトル・キシーン「鏡」に注目、20分ほどの音楽の旅は頭も体も心も今とは違うどこかへ連れて行ってくれるようです。