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Audio & Music

横浜市にお住まいのお客様に MAJIK LP12 を導入頂いたのは2年ほど前になります、それからはタイミングをみながら順にアップグレードを行われてきました。各パーツのアップグレードを終える度にレコード再生の音質の変化を感じながら、デジタルとアナログのバランスの取れた再生時間をお楽しみ頂いているご様子が羨ましいほど楽しそうに見えてしまいます。

Majik Power Supply → Radikal-AK
Majik Sub-Shassis → Keel
Krane → Arko
Selekt DSM 内蔵フォノ → Urika ll
Adikt → Kandid

2年間であっという間にこれだけのアップグレードを進めて頂きました。どのアップグレードも作業後に針を落とすとはっきりと音の姿を変えて聴かせてくれます。Urika 2 を導入された当初は Selekt DSM (Katalyst) との組み合わせでした。この時を振り返っても目の前の世界が一新したような感触を与えてくれたような記憶があります。それから Klimax DS (Katalyst) へお買い換えされ、その後 Organik DAC へアップグレード、そして現在は Klimax DSM/3 となりました。Urika 2 での Exakt 接続によるレコード再生の音質の変化をここまではっきりと段階を経て聴く事ができたのは私自身、大変貴重な経験でした。 Urika 2 での見事なまでの再生パフォーマンスを味わうと共に、相棒となる DS、DSM との組み合わせでここまで新たな世界を広げてくれるものだと改めて体験することができました。現在のところ、最新のアップデートは Keel となっていますが、電源、トーンアーム、カートリッジ、フォノイコライザー等がアップデートでしっかりと仕上がった中、Keel の導入はそれら各パーツの高い精度を更に整えるような安定感を音で聴かせてくれます。「これは凄いね、今まで聴いていた音と全然違う。」と、お客様にも体感して頂きました。音楽を聴く為だけの部屋があり、いつもお邪魔させて頂く度に素敵な音楽と美味しい珈琲を頂いて、一度座ると椅子から立ち上がることが困難になる素敵な空間です。

こちらはストックしておいた世代の古いPlinthを使用して組み上げた LP12 。

Tonearm:Krane
Cartridge:Audio-Technica AT-OC9XEB
Sub chassis:Kore
Bearing:Karousel
Internal Phono Stage:Urika
Power Supply:Radikal-AK

キャビネット(チェリー)の風合いが非常に落ち着いた色味で素敵な佇まいに仕上がりました。その他は現行仕様でバッチリ最高の音を楽しめます。組み上げ最終段階で偶然来店されたお客様に気に入って頂きまして、そのままご注文〜お届けとなりました。ヴィンテージキャビネットの外観は存在感抜群、そして再生パフォーマンスは圧巻です。