情報

Audio & Music

7月22日の試聴会にご参加頂きました皆様、有難うございました。

関東の梅雨明けが発表された試聴会当日も非常に暑い一日となりました。遠方からお越し頂いたお客様もいまして、暑い中お越し頂けた事に改めて感謝しています。

ご予約受付終了のお知らせ後もお問い合わせが続いた事に、この製品への興味、関心の高さを強く感じました。LINN EXAKT システム自体に説明が必要な事もありますが、今回はそれを超えて興味をお持ち頂いた方が多かったのではないかと思っています。50周年という大きな節目を迎えたスコットランドの LINN Products が世に出すフラッグシップスピーカーとは一体どのような音がするのか、ご参加の皆様と同様に私の興味も最終的にはそれしかありませんでした。

スピーカーは試聴会の2日前にフロアーに到着、準備期間としては短いのですが、余裕を持った期間より良い意味で諦める事ができるので個人的にはホッとするものです。初めて見るスピーカーを試聴会に使用するとして、まずはフロアーの一番美味しい場所へ設置します。そこで音を出しながらこのスピーカーはこの場所ではないとか、それなら思い切ってこの場所へ移動したらどうかとか、ある程度の落とし所が見つかってもそこから微調整を行なってみたりと、スピーカーの最大パフォーマンスを出せる設置がどこなのかを聴きながら考る時間が続きます。なので、時間があればある程その終わりなきチャレンジを続ける事になるので、その時間が短い方が良いというのはその意味も含めているのです。

お客様1人の為に聴いて頂くセッティングと試聴会のように大人数で聴く為のセッティングも異なります。試聴会での最前列と最後列では4mほど距離があるので、美味しいスポットを狭め過ぎるとそれ以外の席にいらっしゃる方とは聴こえ方の落差が大きくなります。そういったセッティングを行う事は私は意外と得意なので、短い時間でも良い着地を見つける事ができます。しかも、LINN には スペースオプティマイゼーションという強い味方があるので、私の得意を更にサポートしてくれます。という事で、今回も限られた時間の中で最良のセッティングが完了し、あの時に感じたシステムの最高のパフォーマンスを引き出せたと思っています。ご参加の皆様にはどのように感じて頂いたかは分かりませんが、きっと2時間のどこかの瞬間で何かを見つけて頂けたのではないかと思います。

それにしても、五嶋みどりのバッハ無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番、あの再生時間はこれからも忘れられないものになりました。こんな音が聴けるのなら、オーディオはやはり最高の道具であると思います。