
ROSSINI PLAYER
昨日は dCS ROSSINI DAC を堪能しました。
PCからのデータ再生、ネットワーク再生、ストリーミング再生とディスク再生以外のバリエーションを全て再生しました。 dCS VIVALDI Upsampler & DAC との比較も行いお互いの表現力を感じつつ、価格設定も含めたトータルパフォーマンスとしてもそれぞれに必要性を認識しました。ROSSINI はプレーヤーとしての製品もあり、こちらは昨日のDACにディスク再生も加わった製品、というよりこちらがスタンダードなプレーヤーです。ディスク、ネットワーク、ストリーミング、USBでのPCデータ再生と現在再生できるバリエーションを全て搭載している1筐体の製品。昨日 dCS ROSSINI DAC を再生していると、どうしてもディスク再生まで試聴を行いたいと思うようになり急遽準備をお願いしたのです。ROSSINI Player と DAC では約50万の価格差があります、Playerには当然ディスク再生のドライブメカがありDAC単体製品より内部構造は少し賑やかになりますが、ディスク再生も含めた総合的なプレーヤーとして考えれば ROSSINI Player は完成度の高い製品だと思います。
Player と DAC、ネットワーク再生の違いを少し時間をかけて検証してみました。何度か比較再生しているうちにやはり DAC 単体製品の方が情報豊かに魅せてくれること、静けさや躍動感の高さはドライブメカが無いことでのノイズフロアー低減に繋がる DAC 単体製品の再生に有利だと感じました。ただし、驚くほど大きな違いというよりは僅かにという感触でしたが、使用目的のはっきりある方にはこの僅かな差こそ重要な点として選んで頂きたいと思います。

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