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Mark Levinson No585

Mark Levinson のプリメインアンプは発売からフロアーでも長らくご紹介している製品のひとつ。プリメインアンプという一体型の製品ではありますが、アナログ、デジタル、電源、それぞれの回路を筐体内できっちり分離させている構造は何とも贅沢でそれが音に直結しています。静かでキレの良いサウンド、パワフルであり弱音再生も見事、今まで相当な大口径スピーカーも組み合わせましたが不足を感じるどころか余力を残した感すらある程の余裕があります。アナログ入力だけではなく、DSD 5.6MHzまでカバーしているデジタル入力もそのサウンドは Mark Levinson をしっかり感じるものです。

完成度の高いプリメインアンプにひとつだけ足りないと思っていたものが、フォノイコライザー。フラッグシッププリアンプ No52 に搭載されたフルバランス設計のフォノイコライザーを再生した時の魅力は今でも他に変わるものがないと思えるほどで、その設計を継承した完全ディスクリート構造クラスA動作フォノイコライザーを搭載した No526 & 523 もそうですが過去の製品でもやはり Mark Levinson のフォノモジュールは非常にハイクオリティーなのです。それがプリメインアンプにだけ非搭載というのは何か考えがあっての事だとは思いますが、きっとこれだけのパフォーマンスのできるフォノモジュールを搭載するとプリメインアンプとしての価格的なバランスを取るのが難しいというのもあるでしょう。欲しいものをすべて詰め込んで、値段の事は気にしないから、そんなことばかりは言えないですよね。

と、思っていたら。きっと世界中でそんな声が上がっていたのでしょう、各プリアンプに搭載されたフォノモジュールのクオリティーの高さ、音の魅力、これをプリメインアンプでも楽しみたいと。私もそうでした。そんな声に応えるかたちで発表されました、No585.5、フォノモジュール搭載モデルの発売が2018年初旬より開始との事です。痒いところに手が届いたというのはまさにこのことです。しかもプリアンプ No526 & 523 に搭載の完全ディスクリートクラスA動作のフォノイコライザーと聞けばなおの事嬉しいじゃないですか。これであとひとつだけ足りなかったものが揃ってしまい、とうとう完全に仕上がったプリメインアンプになってしまいました。待ちきれないです。

さて、ここからは悩みがあるとすればこんなこと。
「フォノイコライザーは別筐体で用意したいから本体に内蔵していなくていい。」という方、フォノイコライザー搭載の新製品は税別160万とのこと、現在のフォノイコライザー非搭載モデルが税別140万なので、フォノイコライザーが本体に必要ない方には現在のモデルが価格的にも望ましいと思います。現在のところ2018年の新製品発売予定時期から両製品を併売するかどうかのアナウンスはありませんが、新製品が発売された際に入れ替わるとすれば現行モデルを考えるには期間が短いのです。そのあたり、情報が分かりましたら追ってお知らせいたします。

※2017.11.20追記
No585 と No585.5(2018年初旬発売予定) は併売するとの事、フォノイコライザー搭載と非搭載モデルを選べるようになります。

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