LUXMAN D-06u
日曜日の朝は練馬区のF様へ LUXMAN D-06u SACD/CDプレーヤーの納品へ。移動中の車の中はポカポカで暖房無しでも十分でしたが、F様宅近くの駐車場にとめて運んでいるとすぐに空気の冷たさにブルッと身が震えます。そんな中、到着のお知らせを事前にご連絡していたF様が自宅マンションの外まで出迎えてくれました。1週間前に CDプレーヤーのお買い替えを検討され、ご予算、ご希望に合わせて DENON DCD-SX1、LUXMAN D-06u、ESOTERIC K-05X 同価格帯の製品3機種をご用意しました。良く再生される クララ・ハスキルやミケランジェリなどを持ち込まれ比較再生しご自身の好みに合った LUXMAN D-06u を選ばれました。
思い返すと数年前、「Mclntosh MC2500 の調子が悪いようなので修理に出したい」とご連絡を頂いたのがきっかけでした。「ウチはエレベーターが無く階段で3階なんです、申し訳ないですね」と電話口で本当に申し訳なさそうに言われたので「全然構いませんよ、大丈夫です!!」と張り切って返事をしてから60kgのMC2500を(1人で)どうにか運び出すことだけを考えていました。そうこうしているうちに「何だかあれから普通に鳴るようになって、とりあえずこのまま使ってみます」ということになり、「そうですか、良かったですね!!」とお返事を差し上げて少しホッとしたのを憶えています。
プリアンプは Mclntosh C34V、スピーカーは専用スタンドと合わせた初代 Tannoy Stirling、アナログプレーヤーには Thorens TD520/3012R 、主にクラシックを中心に再生されています。「ロックもたまに聴くんですよ」と言われるF様のシステムは Tannoy Stirling が部屋のサイズともマッチして響き良く鳴ります。LUXMAN D-06u の設置が終わりCD再生にご用意頂いたのは来店時の試聴用にも持参された ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第14番/スメタナ四重奏団(84年録音)、早速再生してみるとなんとも言えずゆったりと柔らかく演奏が進んでいきます。きっと、この音のイメージを想像してお店での試聴をされていたんだとすぐに分かりました。以前に針交換された ortofon SPU GOLD GE は交換後 SPU Royal G mk2 となり、「GOLD GE からは少し音が変わったようで、良く聴く盤の印象も変化しました」とレコード再生のお楽しみも継続中。「Mclntosh C34V、MC2500もそろそろだと思うんですね、その時はどうするかなぁ」とポツリと呟きながら心地良く鳴る音に2人で聴き惚れていました。F様、ありがとうございます。
柴田
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