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Audio & Music

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BOENICKE Audio W11 (試聴会後記)

NAGRA & BOENICKE Audio 試聴会の後半はフロアータイプの W11 を再生しました。ウッドコーンを使用した中音域の広がりとキャビネットサイズ自体の豊かさでバランスの良い仕上がり。ウーファーサイズも同様に、微調整可能な豊かなボトムも聴き応えがありこれもまたサイズオーバーなサウンドステージを届けてくれるのです。

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この画像(W11キャビネット内部構造)を紹介したのも随分前の事になりますが、改めて製作者の考えや拘りが見てとれます。W11 もフロントから見ると細く、ラウンドの入ったデザインは佇まいも落ち着いているのですが内部はこれだけ細かく調整を施してあり Swing Base での設置方法も含めて細部に手の込んだ仕上がりになっています。

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W11 に変更しての1曲目は John Mayer から Gravity を KLIMAX DS でのデータ再生(96-24)、アルバム自体に漂うスモーキーなー雰囲気を最も強く味わう事ができる曲、W5SE plus からサイズを上げたスピーカーの音像の広さが音色と共に十分に味わえました。続いては Tony Fruscella / A2 Muy を LP12 でレコード再生、ダニーバンクのバリトンサックスが良く効いたイントロのフレーズがキマリ過ぎの55年録音、その雰囲気そのままがありました。

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Blue Note からは63年録音 BLP4123 Kenny Burrell、A1 Chitlins Con Carne を KLIMAX DS で再生できるようになったDSD(2.8mhz)でのデータ再生。Ray Barretto のコンガが心地良く敷き詰められた中でブルージーに響くギターの音色が絶品、それに続くStanley Turrentine のテナーで仕上がっていきます。

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マッケラスとスコットランド室内管弦楽団のモーツァルト交響曲第39番は第四楽章をKLIMAX DSにてデータ再生(96-24)、瞬発力と躍動感が何度聴いても体に直接伝わるようです。最後はグールドのブラームスを LP12 でのレコード再生、音量をできるだけ絞った小音量再生で今回のシステムのパフォーマンスの高さを改めて感じて頂きました。

 

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時間の限られた中での再生でしたが、その中でもご参加の皆様にはそれぞれにどこかの曲でシステムの素晴らしさを感じて頂けた事と思います。再生したい曲や音楽が止まらなくなるという感覚がきっと伝わったのではないかな、と思い出しながら感じています。

柴田

 

 

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