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NAGRA CLASSIC AMP Bridge mode

NAGRA & BOENICKE Audio、こちらのシステムも地味に内容変更しています。CLASSIC Pre & Amp のシステムに CLASSIC AMP をもう一台追加してBridge Modeでのシステムを組み上げています。レコードプレーヤーも STST から Brinkmann へ。NAGRA に Brinkmann どちらもサイズとしてはコンパクトに設置のできる製品ですが再生パフォーマンスは底の見えない深さを味わえる恐ろしいシステムです。

Bridge mode はステレオアンプを2台使用した贅沢な再生、1台でも十分なパワーアンプをもう1台追加するのだからさぞや勢い強く、ともすれば派手に、ドカーンと鳴るのではと想像する方が多いのではと思います。が、やってみるとこれは特によく分かるのですが、以外にもサウンドは落ち着くのです。今回のように NAGRA だから特別にそうなるのではなく、その他の製品でもほぼ同様な結果が得られることになります。これはブリッジ接続することで1台で動作していた時の同じ音量時での仕事量に余裕が出ることで歪みや周波数特性に影響が出ること、プリアンプとの出力関係も穏やかになりS/Nの向上にも繋がります。使用するパワーアンプが力強さやエッジの効き具合に特徴のある製品であれば余計にその変化を分かりやすく感じることになるでしょう。あれ、と思ってステレオ1台での再生に戻したサウンドの方が好みだったなとなる事もよくあることなのです。

ステレオ1台で通常使用、2台にしてブリッジ接続、はたまたバイアンプ接続、どのように設定して再生するかは好みの問題です。ただし、それが設定できる製品かどうかは事前に確認が必要ですね。NAGRA CLASSIC AMP は上記3パターン全てが設定可能です、ステレオ1台再生からさらに粒立ち良く、落ち着いた懐の深さでゆったりと鳴らしたい場合はもう1台追加してブリッジ接続、ステレオ1台再生時の厚みを残しつつサウンドのエネルギー感を底上げしたい場合はバイアンプ接続で、もちろん手持ちの音楽とも相談しましょう。BOENICKE Audio と組み合わせている現在はブリッジ接続がどうやら私の好みに近いようです、1台での通常再生でも十分心地良いですけどね、贅沢と分かっていてももう1台が来てしまうと聴いてみたくなってしまいますよね。

柴田

 

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