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NAGRA HD PREAMP & HD AMP

NAGRA 創業60年の年にスタートした HD (High Definition)シリーズは2014年の第一弾が HD DAC、NAGRA 特有のコンパクトなサイズの内部には3次元的にレイアウトされた左右ch基盤、オリジナルトランスや大型コイルがびっしり並ぶも完全分離された状態で美しく収まっています。特に目立つのが金色の箱に収められたモジュール、DSDフォーマットの先駆者アンドレアス・コッチと共同開発したものでDSD128再生まで対応します。位相位切り替えや多くの電力を消費するUSB入力の不使用時のスリープ機能など細かい設定も可能で、アナログ、デジタルへの外部電源をそれぞれに用意するなど「予算の上限を持たず開発を進めた」と書いてある通り贅を尽くした製品としての登場でした。その後発売された HD AMP、これはコンパクトな NAGRA からは想像できないほど大きく、真空管の VPA より2倍はサイズアップしていると思える筐体には1600Wの大容量電源を備え30WまではクラスA動作、その後クラスABへスムーズに移行できる仕組み。パワーアンプの動作における電源のゆとりがここまで音に作用してくるとは、という感触をまざまざと見せつけられるようです。このモノラルパワー・アンプに組み合わせるプリアンプがどのような姿カタチになるのか、想像していた時間が終わりようやく HD PREAMP の登場となりました。

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2筐体に分けられた HD PREAMP 、大きなメーターの次に目が行くのがLRのボリュームコントロールノブで基本的にはシンクロ動作するのですが、左右独立した動きも可能。その後シンクロ設定に戻すと片側のボリュームノブが動き左右同じ位置に設定されます、これら動作の様子は「カスタムボリュームコントロール」と呼んで特許申請中とのことで、本国HPでも動画付きで説明しています。アッテネーターを通さず抵抗器などによる入力信号減衰がなく、カスタム出力トランスのタップを自動的に選択するという方式とのこと。パッと説明されても簡単に頷ける仕組みではないように思えますが、ボリュームつまみを動かす度にカチカチっと内部で動いている感触は確かにそのようだと思えるのです。HD AMP と同じくこちらも大容量の電源を備え、大容量コンデンサーが大量に並びバッテリー電源とリニアパワーサプライの良いとこ取りという仕組み。

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ということで、仕組みや構造は何度読み返しても確かに「予算の上限を設けず開発した」リファレンスということはよく分かりますので、 HD PREAMP と HD AMP での再生をしてその音で NAGRA HD の魅せる世界を、限られた時間ですが見てみたいと思います。もう少し再生できる時間があるので、再生の感触はまた後日に書いてみることにします。

柴田

 

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NAGRA HD PREAMP
¥7,000,000

 

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