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Master Line Source 3

先日までフロアーデモを行っていました MLS 2 からの入れ替え、昨年末にお披露目された新製品 MLS 3 をデモしています。基本構造は MLS 2 と同様ですが「これなら設置できる」と思わせるサイズに仕上げてくるところ、決して広くはない自分の部屋に設置したイメージをついつい想像してしまいます。新型リボンシステム「ラインソースドライバー111」を縦4基配列のダイポールシステム、その背面には音響レンズを備え背面への放射も行うサウンドステージの豊かさはトップエンドに位置付けるマスターラインシリーズに共通。また MLS 2 からの入れ替えとなりサイズの違いを改めて確認することができたように思います、単体で見るのとは大きな違いだと感じました。28Hz-50kHzという再生周波数特性も申し分ないもので、クロスオーバーが500Hzと3.75kHz。PIEGA のスピーカー再生時に一番最初に魅力を感じるのがリボンドライバー、この心地良さを覚える感覚はなかなか他のスピーカーで味わう事が出来ません。

フロアーでは MLS 2 に引き続き同じスイスのメーカー、FM Acoustics との組み合わせで再生しています。FM155mk2R  & 108mk2 は小型ながら恐ろしい程の音色を聴かせると同時にドライブ能力があり、PIEGA のリボンドライバーとの相性はこの上ないと思っています。システム全体の組み合わせ、バランスがうまく整った時の再生というのはこれほど心地良いものなのかと、再生する演奏の度に感心してしまいます。マスターラインシリーズにおいてコンパクトと言われる MLS 3 のサウンドステージの豊かさ、小音量時の浮かび上がるような音像、これらはコンパクトとは無縁のものであくまでマスターシリーズの中での話という事がよく分かります。

音量を上げた再生時の空間を支配し圧倒される瞬間、グッと音量を絞ってスピーカーの間にフッと浮かび上がる音像を思わず覗き込んでしまうような感覚。このスピーカーの魅力と底の深さを何度も感じています。