
Assume Form / James Blake
デミアン・チャゼルとジャスティン・ハーウィッツのタッグ「ファースト・マン」、大掛かりなオーケストラのセッションからテルミンにモーグやレスリースピーカーを駆使した音楽はそれらを使用したと聞かされなくともついつい音量を上げて聴き、見てしまう。映画館で2度も見たゼロ・グラビティより家で見たこっちの方が酔いそうでした。あぁ、映画館で見たかったと心底後悔、このところレイトショーに行けてないのもかなり残念。レスリースピーカーと言えば、数年前お客様宅でハモンドオルガン再生を実際に聴かせてもらった事を思い出します。音としてはいくつもの録音で聞いてはいたものの、目の前で実際に動くレスリースピーカーのサウンドは波動のように打ち付けられる空気を肌で感じる貴重な体験でした。James Blake 4作目のスタジオアルバム、彼のサウンドもそれのように近く、独特な世界は1作目から変わらない。どこか孤独で、自由に歌っているようで寂しげな感覚を感じてしまうのは、ファースト・マンでのニール船長と重なるところもある。何より、Can’t Believe The Way We Flow の It Feel So Good To Be Loved のサンプリング、最高!