
Soulution 325 & 311
最上位機種を発表して国内再上陸を果たしたスイスのSoulution、続けて発表された Series 3はプリメインアンプ、プリアンプ、パワーアンプのラインアップ。サイズもコンパクトにデザインされているのが特徴的。プリメインアンプ330はフロアーで再生した感触を少し書き残しておきましたが、セパレートの325と311での組み合わせは同じ期間に聴いていたもののそのままとなっていました。その時は Sonus faber IL Cremonese との組み合わせで再生しました。思い返してもそれはそれは芳醇なサウンド、求めるものを目の前に全て揃えてもらっているような贅沢が時間が流れていました。これが Series3 ならば最上位の Series 7 はどんな世界なのかと想像が膨らみます。が、落ち着いて考えればこの Series 3 のパフォーマンスがどれ程のものかが良く理解出来ます。派手さはなく試聴して直ぐにのけ反るようなサウンドパフォーマンスもありません。しかし聴けば聴くほどに目の前に現れる音の数々と鮮度の高さ。気付けば目の前には広大なサウンドステージを体験できます。そしてその懐の深さや透明度にも驚くのです。ここまで感じた方はもう離れられないはず。
前回の IL Cremonese との試聴の際に視界に入っていた Piega Master Line Source 3、この組み合わせでも聴いておけば良かったと少し後悔していた矢先に嬉しい機会に恵まれて、もう一度 Soulution 325 & 311 のセットが聴ける事になりました。今回は PIEGA Master Line Source 3 との組み合わせで、どんな音が聴けるのか楽しみです。
