PIEGA Master Line Source 3
先日ステレウサウンドグランプリ2019のグランプリ製品、Mclntosh MC2152 の期間展示をお知らせしました。その MC2152 と組み合わせているのが同じくグランプリに選ばれた PIEGA Master Line Source 3 (以下、MLS3)。このスピーカーは以前からフロアーで展示を続けてきましたのですっかり見慣れた製品となっていますが、フロアーで最も高身長なスピーカーとしても存在感が強く、それでもスリムな幅で仕上げてありますので圧迫感のようなものは全く感じません。細身に仕上げてあるスピーカーから目の前の壁を埋め尽くすような音場を魅せてくれるのはMLSシリーズに共通するラインソース・ドライバーとその背面に設定された音響レンズがうまく作用していると体感する事ができます。リボン型と聞くと繊細で優しいサウンドをイメージするものですが、MLS3はしっかりと立ち上がりの早い、レスポンスの良い音を聴かせてくれます。エッジの効いたアグレッシブな音楽を再生しても反応してくれますし、打ち込み系のドラムやキックのアタック感も私の感触としては十分過ぎるほど再生能力が高いと思います。
Mclntosh MC2152 の真空管パワーアンプとも相性が良いところを魅せてくれて、オーケストラからビックバンド、室内楽から独奏、エレクトリックまでこちらのワガママをなんでも聞いてくれるような安定感。何より静かに、音量を絞ってもスピーカーの間に音像が綺麗に立ち上がります。
PIEGA Master Line Source 3
¥5,000,000 / Pair
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電話:03-3253-5555 (担当:柴田)
メール:柴田 (shibata@dynamicaudio.co.jp)