A-250 の納品へ。
愛用のシステムを更にブラッシュアップしたいというのは多くの方が思われている事だと思います。京都にお住まいのY様も「今の状態でも十分に良い音が聴けているが」という前提でご相談を頂きました。色々とやりとりを重ねる中で、部分的なシステムアップの内容から想像は広がりシステム全てを変更するという考えも出てきたりと、考えだすとキリがなくなるのがこの世界のひとつの悩みです。ご検討のピーク時にはわざわざ東京までお越し下さいまして、気になるシステムのご試聴まで頂きました、思い立ったが吉日というのでしょうか、それでも日帰りは少し体に良くなかったようです。それだけ真剣に考えて頂けたからこそ、自宅のシステムの音がしっかり鳴っている事も改めて感じて頂けたのだと思います。ご愛用の Amati Tradition をこれからも大事に、更に違う音を楽しむためにパアーアンプの追加となりました。現在の LINN Klimax DSM & Klimax Twin のシステムも最高の音、これにパワーアンプを入れ替えて Accuphase A-250 とするとどのような音になるのか、当日のお届けまで私も楽しみでした。
「ギターの音が気持ち良く聴きたいと思ったのがオーディオを揃えるきっかけになったんですよ」と話して頂きました。設置が終わり再生を確かめるように音を出して準備完了、いくつか曲を選んで頂きまして A-250 が加わった新たな音を確かめて頂きました。電源を立ち上げて10分も経つとA級の音色と豊潤さがアコースティックなギターの響きに絡み合って思わず隣で静かに聴き入っていました、「こうやって再生していると試聴会っぽくなっちゃいますね。。」と言われながら、確かに隣で私が聴いていると再生にも自然と気を遣ってしまうのかも知れません。Klimax Twin はすぐに手放す必要もないとのことでしばらくは聴き比べもできる環境ですね、なんとも贅沢なシステムです。後半は音楽、オーディオ以外の話で楽しませて頂きまして、ずっと笑ってばかりの時間でした。その後ろではゆっくりと時間をかけて自身の好みの音を探し、楽しんでいきたいと思わせる音がずっと心地良く流れていました。Y様、楽しい時間を有難うございました。
お問い合わせ先
電話:03-3253-5555 (担当:柴田)
メール:柴田 (shibata@dynamicaudio.co.jp)