X600.8 & K2 S9900
写真ではスピーカーとアンプの並びが逆になりますが、JBL K2 S9900 には PASS X600.8、もとよりドライブ能力の高さはこのアンプの魅力のひとつですが能率の高いスピーカーとの組み合わせには更に相性の良さを感じさせます。JBL では上位2つのモデルだけに搭載されるUHFのベリリウム・コンプレッション・ドライバーは再生すると出てくる高音域の鋭さが他と違うことをすぐに感じますが、この鋭さを上手く使いこなしていくのも課題のひとつ。組み合わせるアンプによっては尖ってしまい耳に痛く、また全体的に力不足なアンプでは薄くて軽いものになります。ほんの少しの帯域を受け持つユニットのバランスが全体の何かに大きく影響してくることを知らせてくれるのも優れたスピーカーの特徴です。そういう意味では、この組み合わせで聴くことができる音はそういった心配をすでに解決してくれたところからスタートできる安心感がすでにあり、パワーアンプの仕事を耳で感じることができる良い機会です。
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