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Audio & Music

Hybrid ANKH

上の画像では ANKH-I (高さ1500mm仕様) が3台並んでいる状態が写っていますが、左右の2台が新製品「Hybrid ANKH」となります。自然の森の中で木々に音が乱反射を繰り返す事で生まれる残響など、低域の抜けの良さと中高域の緻密な響きが理想的な音響空間と言われています。これらの環境を屋内の部屋で再現できるよう開発されたのがAGSとなります。従来の ANKH は拡散を特徴としたルームチューンングですが、今回の新製品「Hybrid ANKH」は吸音の機能を合わせ持った製品となります。ANKH の半分から後ろくらいでしょうか、柱を吸音素材で覆った状態となり、この部分は吸音効果もプラスされます。

フロアーへの導入当初はそれまでのスタンダード ANKH のみで合計10台設置していたのですが、数日後に Hybrid ANKH を持ち込んでもらい追加したので変化がよく分かりました。ANKH のみの場合でも十分な響きと音場感、今までそれが量感だと感じていた低域の残響感が程よく無くなり全体のバランスが非常に良く整ったと感じていました。Hybrid ANKH を2台追加後、明らかにセンター定位の魅せ方は明瞭になり、ボーカル曲などを聴くとスピーカー間に定位する浮き上がり方と心地良さが更に増したと分かります。弦楽四重奏でもそれぞれの位置関係が一段と見えるようになり、その時最後に再生したブラームス交響曲第1番(ワルター、コロンビア響1959年)の4楽章では徐々に高揚していく弦楽器の旋律が今までで一番染みたように思います。すでに ANKH を導入されている方には調整幅が豊かになることは間違いありません、新規導入の方にも Hybrid ANKH の方がまとまりが良くなる可能性もあります。どちらにしてもフロアーでの導入効果は非常に結果の良い着地となっていることでお勧めの製品としてご紹介致します。