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Audio & Music

Parker Duo

試聴のご依頼も頂きまして MARTEN Parker Duo をセッティング。単独の試聴を頂く場合は出来るだけ他のスピーカーを外してご希望のスピーカーのみにしています。視覚的なストレスを減らしスピーカーの能力を最大限に感じて頂きたいと思う気持ちがあり、この環境で準備出来る最善を尽くしたいと思うからです。実はこの作業には私にもメリットがあり、整理して準備する事で製品のパフォーマンスをより深く確認する事が出来るのです。今はなかなか叶いませんが試聴会の準備で片付けから移動やらで遅い時間まで設定を行なって疲労がピークまで溜まった頃、準備が整って再生した時の多幸感とそれまで聴いた事がないような機器のパフォーマンスの高さに疲れも何もかも吹き飛んでしまう快感を味わっているからです。

今回は私のフロアーで先行して Diamond Edition を試聴されていたお客様、持ち込まれた音源のリストから一曲目の再生で早速その感触を伝えて頂きましたが、あまりにも的確な内容に私から付け足す情報は何もありませんでした。スタンダードもDiamond Editionも基本性能は文句の付けようがありませんが、どちらも聴かれたお客様は何か確信的なものを感じられたようです。その昔、学校の部活があまりにも暇だった時に隣の野球部の練習に混じってエースピッチャーで友達のK君に声を掛けてキャッチボールで遊んでもらったのですが、直線でやってきたボールをミットで受けた振動とそのスピードが肩を抜けて遥か後方に抜けていく痺れに襲われて「今、けっこう本気で投げたでしょ?」と聞いてしまいました。もちろん彼は肩慣らし程度の投球でしたが、MARTEN Parker Duo Diamond Edition はそんな印象だとも思えます。

私がフロアーのこのスペースでブックシェルフスピーカーを試聴する為に設置する際のスピーカー間の距離はおおよそ2.5m(スピーカーの中心点を計測)、これは私のフロアーの広さと試聴場所までの距離、環境設定から最も心地良いと思える私の主観からおおよその平均点を導いたもの。MARTEN はその平均値からそれぞれ300mmほど外側へ移動しました、ブックシェルフとはいえキャビネットサイズはかなり大きく反応の良いユニットを装備して中抜けする様子も無く、これならスピーカー間の距離をいつもより広げても十分にパフォーマンス出来ると感じたからです。モノラル録音からオール打ち込みの機械系ソリッド録音、真逆のアコースティックオンリーの楽曲からチェロソナタへ、ビックバンドにオーケストラと様々な課題を再生してもこの設置環境でどれも外れなく満足の良いものでした。読みが当たると嬉しくなります。フロアータイプの設置場所とほとんど変わりない距離感で設置してもこの音場感、パフォーマンスを聴かせてくれるとなると、ユニット構成がシンプルで定位を魅せやすいブックシェルフは格段に魅力が高くなります。

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