
KLIMAX 350 Passive
お似合い過ぎる佇まいと音。
「本体はブラック、3K Array もブラック、スタンドもブラックにできるの?、それならスタンドもブラックだね!」、いつものとっても明るい雰囲気でオーダーを頂いてから少しお待たせしてしまいましたが、ようやく待ちに待ったお届けとなりました。以前からスピーカーの入れ替えをご検討頂いていましたが、その時からコレという事は決まっていた製品でした。Organik DAC が発表されてからは最終段階で Klimax Exakt 350 という選択肢も出てきましたが、現在ご使用のシステムを活かしてスピーカーの変更によるパフォーマンスの違いを体験したいという気持ちが勝り、Klimax 350 passive という選択となりました。もちろん、将来的な Exakt 350 へのアップグレードは視野に入っています。Klimax Twin、Klimax Solo でのバイアンプ駆動で再生する Klimax 350、もう涎が出そうな美味しい音をたっぷり聴いてしまいました。

スピーカー以外の機器はラックに入れ込んでいるのでスピーカーだけが音楽のために用意してある佇まい。あとは側面の壁に LP12 が待ち構えてあり、「レコード再生は、最近はクラシックを良く聴くようになってきた。」との事でした。とにかく音量が上げられる環境、空間の広さを完全に生かしたオーディオ再生の醍醐味のど真ん中を進んでいるような楽しみ方。設置が完了し再生した瞬間の Klimax 350 のパフォーマンスにはホントに正直驚きました、この場所での心地良い音量を熟知して再生されるので少々音量が大きくても安心して包まれるような音楽空間に浸っていることができます。手を伸ばして触れそうだと錯覚しそうなベースライン、等身大に見える演奏者、ライブ演奏が再生する度に何度でもこの場所にやってくるような興奮と熱量。再生の度に全身で喜びを表現してくれるお客様の姿を見て、こちらも大興奮。

最高の道具を更に絶好調に使いこなすとこんなにも素晴らしい時間が味わえるのだと、なんだか少し忘れていたようなワクワク感が一気に溢れてきたような感覚。タマラナイという言葉を何度言っていたのか分からないくらい。実はこれで完了ではなく、今回同時のご納品が叶わなかった Klimax DSM/3 のお届けが控えているという状態、それを考えるとこの場所、このシステムの音は一体どこまで行ってしまうのだろうかと少し背中がゾクゾクしてくるのです。
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