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Notes With Attachments / Pino Palladino and Blake Mills.

2000年に発売された Voodoo / D’Angelo は傑作アルバム、今となっては映画監督としてオスカーを手にするまでになってしまったクエストラブの油の乗り切ったリズムを堪能できると共に、このアルバムの発売当時に知った名前がピノ・パラディーノ。サンプリングや打ち込みでは無いことは聴いて直ぐに分かるものの、キックやスネアの少し後ろに置いてくるような独特な弾き方、それでいて時折ものすごく心地良いフレーズが紛れ込んでくるベースライン。マルチプレーヤーでもあるディアンジェロが仕込み、自演しているのかと思いきや弾いているのは初めて聞いた名前。その後は、手にする様々な音源の格好良いところばかりにクレジットを見つけるようになり、ますます目が離せなくなるのでした。そして活動から四十数年経って初めてのアルバムが Blake Milles を迎えての目が眩むほど痺れる1枚。共演する度に濃度も深度も増してくるクリス・デイブにサム・ゲンデルまで参加するという、音楽に年齢という線引きが全く関係ないと言えるひとつの優れた作品でもあります。よく考えたら、昨年の春頃の発売からずーーっと今も聴き続けて聴き続けて、まだ全然飽きる気配も無いので間違いなく最高です。