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Audio & Music

Scala Utopia Evo

偶然にも数件のご試聴依頼を頂いた事もあり、FOCAL Scala Utopia Evo を鳴らしています。このスピーカーの特徴が高能率であることは何度も書いてきましたが、しばらく他のスピーカーを再生した後に入れ替えると「スピーカーの鳴りやすさ」がいかに大切かも分かります。しかし、鳴りやすいというのは扱いやすいという事ではなく、特に近年のハイスペックなアンプとの組み合わせには意外にも苦戦する組み合わせがいくつかあります。基本設定である高能率、鳴りやすさを踏まえた上でその特性を活かすアンプ選びや設置方法を考えると非常に楽しみがいのあるスピーカーであると思います。現在はアンプの特性が高い機器が多くスピーカーの能率もさほど高い設定で仕上げる必要がない為、高能率スピーカーが少ない事もその魅力が目立つ理由のひとつかも知れません。ベリリウムツィーターも手懐けてしまえばこんなにも心地良い音が聴けるのだと、醍醐味を感じてしまいます。

余談ですが先日、中古入荷でお知らせしました Mclntosh MC2102 を組み合わせるにはまたと無いチャンス。2台同時入荷していますので、バイアンプ、モノパラ、モノブリッジと設定を変えながら再生しています。もちろん MC2102 を1台でドライブする事も全く不足はありませんが、モノブリッジでの再生は気づけば自然と頬が緩んでしまう程に美味しい音と時間を味わってしまうのもでした。

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