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Audio & Music

Wilson Audio 創業50周年を記念して新たなWatt/Puppyが限定発売され、その後、現行ラインアップにも加わりました。1985年初代Wattスピーカーの誕生から1989年にPuppyウーファーが発表され、Watt/Puppyシステムとして以降40年に渡り改良を繰り返し生産を続け、2011年に Watt/Puppy 8 モデルにて生産を完了します。50周年記念モデルが発表された際、「8」から継続した「9」 ではなく The Watt/Puppy 表記とされているのは2011年の生産完了から現在の期間に至るまで新開発された技術、材料にて新たなスピーカーとして設計されている事が大きいのだと思います。上位機種開発における新たなエンクロージャー、ユニット、コンデンサーに至るまで、The Watt/Puppy にはその技術がふんだんに落とし込まれています。

Watt の Convergent Synergy Carbon (CSC)ツイーター、QuadraMagミッドレンジドライバ(7インチAlNico)、Puppy の8インチセルロース複合ウーファーは上位機種と同じユニットを使用しています。2018年には高品質なフィルムコンデンサ製造メーカーの買収によりコンデンサーなどの自社開発、生産体制に移行している事もあり、新たな高品位コンデンサー、クロスオーバーコンポーネントが開発され、これも The Watt/Puppy に使用されています。

ラインアップの中では使用ユニットが同様となるひとつ上の Sasha V が比較対象にもなります。キャビネットサイズが異なる事もあり、設置スペースとのバランスが重要です。The Watt/Puppy は初代設計時の「コンパクトモニター」+「ウーファーモジュール」というコンセプトであり、その歴史や流れを含めて楽しめるスピーカーでもあると思います。スペースを圧迫しないサイズ感でありながら音場が広く、スピーカーからやや後方に定位する音像は Wilson Audio の特徴でもあります。しばらくの期間、様々なアンプでの再生を行いながらデモを行っていきたいと思います。

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