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DSCF1393Thales TTT-Slim & Easy

フロアーには現在レコードプレーヤーを3台設置しています。LINN LP12、Thales TTT-Slim & EASY、LUXMAN PD-171 & ortofon RS-212D というラインナップ。LINN LP12 は常設、その他のプレーヤーはフロアーのシステム構成によって少し休んでいる時もあり、Thales は少しお休みでした。フロアーのシステムも少しレイアウト変更した事もあり、お休みしていた Thales も加わり再生を開始しています。LINN LP12 と LUXMAN PD-171 はスタンダードなキャビネットですが、Thales は全てに角の無いラウンドデザインの美しい仕上がりとなっています。

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コンパクトなサイズ。Thales 特有のトーンアームとのバランスも良く、アルミ削り出しのキャビネットは11kgとなり、持ち上げるとその重みは手にずっしりと感じます。トーンアームは EASY をセットアップしています。「幾何学に基づく可変オフセット角を持つトーンアーム」という一文を読むと、なにやらとっつきにくい雰囲気を出しますが、あらゆるレコードプレーヤー、トーンアームが永遠の課題とするトラッキングエラーに対しての Thales ならではのアプローチと対処方法。メインアームパイプにサブアームパイプを組み合わせた構造が外観とから独特に見えます。このアーム構造を6つのベアリングで滑らかに動作させることでトラッキングエラー数値を極限まで低く設定する事に成功しています。簡単に説明するとアームの根元を支点として円弧状にレコード溝をトレースするいわゆるスタンダードなアーム動作をベースに、円弧状では無く溝に対して垂直にトレースを行うリニアトラッキング動作アームに近い要素を組み込んだ事によりトラッキングエラーは極限まで低く、アームとしての取り扱いはスタンダードなアームと同様に、という優れた総合性を持ち合わせた製品として完成しています。何より、その機能美をスマートなデザインとして仕上げている事が Thales というブランドへの信頼度を高めています。

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その Thales ならではの構造が落とし込まれたストレートアームはキャビネットデザインと見事に溶け込んでプレーヤーとしても美しく映ります。リニアトラッキングアームはその特異な構造をして使用するカートリッジにも大きく制限が出ますが、Thales Easy では通常のアームとしてカートリッジを選択する事ができます。もちろん、アームの構造上できるだけ自重の軽いカートリッジを優先する事になりますが、最近は自重の軽いカートリッジが主流にありその製品ラインナップも豊富です。私のフロアーでは現在 My Sonic Lab の Hyper Eminent を組み合わせています、このカートリッジもまた手間と時間をかけ過ぎている拘りの強い製品。

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Hyper Eminent は同社のEminentシリーズ全てに共通するコンセプトを持つMCカートリッジ、決して安価ではない製品ですがこれほどクセのない安定した再生を保証できるカートリッジは他に少ないと思います。

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このようなサイズのレコードプレーヤーを飾らずさらっと設置でしたい。なぜなら、針を落とすと見た目のシンプルさに反してパフォーマンスはとにかく驚異的ですから。

 

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