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Audio & Music

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088

待望の新製品、Burmester 088。Burmester のプリアンプにはリファレンスモデル 077 があります。その音色には息を呑むほどの美しさを幾度となく体験し、Burmester 製品の魅力の虜になってどれくらい経つでしょうか。077 は今も孤高の存在として、そのパフォーマンスを十分に引き継いだモデルと聞いてワクワクしないはずがありません。Burmester のプリアンプには 035 がありDAC内蔵の 099 もあります、どちらも譲れないパフォーマンスがありフロアーでも長らくご案内しています。しかし欲というのは不思議なもので 035 のパフォーマンスをもう少し高く設定したラインがあれば、077 まで手を伸ばさなくても手に入る Burmester のクオリティーがあればと。

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まさにその欲する製品が発売の運びとなりました。正式な発売開始は間もなくですが、その前に少しの期間 088 の音を確かめる機会を得ることができました。先日パワーアンプも 036 から 911mk3 に入れ替え、絶好の相棒を迎えたかのように 088 と 911mk3 は並んでいます。Burmester の基本コンセプトは変わらずクロームメッキのフロントパネルに手触りの良いトグルスイッチがセンターに並び、各入力の位相切り替えもフロントディスプレイの視認性の高さと合わせて楽に設定可能。これもまた Burmester の伝統でもあるモジュール式の入力エリアも1系統設けてあり、購入時に DAC、もしくはフォノイコライザーのどちらかを選択し搭載する事ができる。これに悩ましいのはフォノイコライザーモジュールがリファレンスモデル 077 にオプションで使用するモジュールと同じものだという事。このフォノモジュールが購入時に選択すれば搭載できるという魅力は、悩ましさというより最高のプレゼントではないでしょうか。

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現在お借りしている 088 のモジュールは DAC 搭載タイプ、残念ながらフォノモジュールの音色を聴く事は叶いませんでしたが、まずは 088 プリアンプの音を体に染み込ませておきます。