W5

相変わらず、BOENICKE Audio は再生が楽しい。先日ご紹介しました新製品、アクティブウーファー搭載の W13 を含めて4つのラインアップを揃えています。その中でもやはりブックシェルフの W5 はサイズとデザイン、再生クオリティー全てのバランスを独り占めしているかのような完成度で販売開始から1年以上経つ今も入荷当初に感じたワクワクが続いています。

現在は真空管での再生、パワーアンプには Mclntosh MC275。安定感と音色の美しさ、この佇まいすら音になっているような存在感。最近はカバーを付けた状態が好きになってきました。

贅沢に音量を上げた日中の再生も楽しいのですが、日が沈んで車も人も少なくなった時間に少し音量を下げて再生する W5 の魅力はきっと他では味わえないものでしょう。スピーカーの存在をここまで消してくれるサウンドパフォーマンス、それでいて空間表現の広さがあり目の前の壁一面に演奏が広がっているような雰囲気。そう言えばフロアーにはそろそろ Ash の W5 が入荷してくる予定です、それも「SEプラス仕様」にしているので、もの凄く楽しみにしているのです。