
Brahms : Theme and Variations (arr.of 2nd Movement of the Strings Sextet Op.18) / Radu Lupu
ルプーの演奏はブラームスであってもモーツァルトでもゆったりと聴き込ませてくれる演奏が好きで、特にこのブラームスの主題と変奏は原曲以上に再生回数が多いのです。「恋人たち」を見たのはそれよりもっと後の事で、この映画のイメージからなのかルプーの弾く主題と変奏を再生してもどこか悲しくやるせない気持ちになったりしてしまいます。それでも、優しくも重厚な11分程の演奏はいつも目の前を色鮮やかな景色で満たしてくれます。
いくつか持っていたルプーの録音に追加して70〜92年の録音を集めたBOXを買い求めデータ再生のためにゆっくり演奏と年代ごとに整理しているところです。このBOXでも82年録音のブラームスの主題と変奏を聴く事ができます。