Scala Utopia Evo

Focal Scala Utopia Evo 製品の展示を開始しました。以前からフロアーで再生したお知らせは掲載していましたがそちらは試聴用のもので、展示に選んだ色は Ash Grey 。Focal のカタログ内の同製品も Ash Grey で掲載されていますので到着まではカタログから想像するだけでしたが、現物を見てこの仕上げにして良かったと改めて思いました。この仕上げは現在国内でもこの1setのみという事らしいので、仕上げも含めてご検討頂く際の参考に頂ければと思います。

少し再生を繰り返した試聴用の音とは違い(Day1 & Day2)、やはり新品を開けて出した音は少しエッジが効いた様子。ウーファーがしっかり動いてくると試聴機で聴いたあの時の音に近づくのだろうと思いながら毎日再生しています。剛性、軽さ、ダンピングの総合的な特性を考えグラスファイバーによるコア材でサンドイッチし「W」と付けられたミッド、ウーファーユニットは帯域レスポンスの反応を効果的に向上させているようで、そうするとberylliumツイーターとの組み合わせとしたユニット構成も納得できるところがあります。事実、まだ本調子ではないと思われるスピーカーからでもそのレスポンスの良さは十分に感じ取る事ができます。

試聴の際にも書きましたがやはり能率の高さは気持ちが良い。こういうスピーカーの音を聴くと自然と真空管アンプでの組み合わせにしたくなります、現在は Audio Research でのプリ、パワーのシステム、望んでいる通りの心地よいサウンド。どうぞご試聴下さい。

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