Brahms ; Piano Concerto No. 2 / Maurizio Pollini, Claudio Abbado, WPh
朝晩が随分と冷え込んでいるので慌てています。毎朝少し早く起きて家を出る前にレコードを1枚は聴くのですがブラームスのピアノ協奏曲第2番だとB面の第三楽章から。そうするとA面までは前の晩に聴くことにして、ドラマチックな第二楽章までを頭の中いっぱいにして寝付く、これがまた心地良い。翌朝は瑞々しさに溢れる美しい第三楽章から針を落として始めると、しっかりと冷え込んだ部屋でも不思議とそのまま聴き続けられるのです。これが、なんとも幸せな時間。ポリーニとアバドの76年の演奏がまた一層そうさせるのかもしれませんね。とは言え、これから更に冷え込みます、皆様くれぐれも暖かくしてお過ごし下さい。
柴田