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Audio & Music

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LINN SELEKT DSM (KA) & LP12

新製品発表時の LINN SELEKT DSM を試聴した際にデジタル再生ばかりを聴いていたので、返却の際にレコードの試聴を忘れていた、と思っていたのです。それくらいこの一体型の魅力に惹きつけられていたのだと思いますが、機会ができたので今度はじっくりレコード再生を。私のフロアーでは LP12 は URIKA 2 仕様となっているので KLIMAX DSM の EXAKT Link と接続して再生しています。なので同じように SELEKT DSM の EXAKT Link 接続にて試聴するのはやめておいて、通常のアナログケーブル出力の LP12 にて SELEKT DSM 内蔵のフォノを使用しての試聴を行います。SELEKT DSM がこれだけコンパクトなサイズなので、アンプとレコードプレーヤーというシンプルな設置が特に心地良く思えます。

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スピーカーは BOENICKE Audio W5 SE Plus を組み合わせてホロヴィッツ、モスクワライブ(86年DGG419-4991)から聴き始めることに。演奏が始まる瞬間に静寂となる会場の雰囲気と音立ちの良いホロヴィッツのタッチに聴き入ってしまい、演奏ごとの盛大な拍手と「ブラボー!!」という声がいつにも増して近くに感じるようです。あまりに心地良くてそのままニューヨークでのスタジオ録音(85年DGG419-2171)も聴いてしまうことに。その後は何枚か続けて針を落として、最後はコルトレーン、クレッセントからワイズ・ワンを聴いて今日は終わり。BOENICKE Aduio W5 SE Plus は小さなブックシェルフ、LINN SELEKT DSM(KA) と LP12 を並べても設置スペースは大袈裟にならず、このシステムから聴こえる音には到底思えない程豊かな音を聴かせてくれます。このシステムでデジタルもレコード再生もこれだけの音質で楽しめるなら、もう考えることがなくなりますね。

柴田

 

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