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Scala Utopia Evo

BOENICKE Audio W11 からスピーカーを変更して Focal Scala Utopia Evo としています。スピーカー以外は全て同じ、Klimax DSM、LP12 & URIKA 2、Klimax Solo/d、ケーブルは SP Cable、XLR Cable 共に CHORD Sarum T 。Scala Utopia Evo はフロアー展示からちょうど1年くらいが経過しています、と言っても毎日再生している訳ではないので展示期間=再生期間ではありません、実質再生期間は数ヶ月くらい。きっと1年経った現在も Scala Utopia Evo のこのカラー(Ash Gray)は国内ここだけでご覧頂ける事には変わりがないはず、個人的にもこのカラーが一番好きな気がします(自分で選んだのだから当然のことですけど)。展示開始時にご案内しました製品仕様は当時の掲載内容に書いていますので重ねて書く必要はありませんが、ユニット構造から使用素材、キャビネット構造までこのブランド独自のアイデアが散りばめられているものですが、何度も言ってしまうのですが能率の高さが良い。これだけで気持ち良い。それだけ書くとなんとも簡単に聞こえてしまうかもしれませんが、アンプとの組み合わせ、システム選びから使用するアンプのボリュームの感覚、これらに大きく制限をする必要なく組み合わせたいシステムを構築できることがどれだけの安心材料かは最近では意外と忘れられたことになっているのかもしれません。能率が高いスピーカーは小さな力で鳴る事ができるので、例えば真空管の小出力なアンプでも安心して組み合わせる事ができます。かといってなんでも良い訳ではありませんから、組み合わせる製品には自身の好みをしっかり落とし込みましょう。

現在は LINN のアンプで組み合わせていますが、Scala Utopia Evo のその能率の高さを利用すべくパワーアンプを真空管に変更してみる予定です。用意するのは OCTAVE RE320 と LUXMAN MQ-300 のステレオパワーアンプ、かたや KT150 を使用した130W/ch、かたや TA-300B 使用の8W/ch、どうですか、価格設定は近いものがあるのですが真空管パワーアンプと言ってもこれだけの違いがあるのです。真空管で130W/chもあるなら迷わずこちらを選びたい?、いえいえそうでもないんです、一見すると頼りないスペックに思える 8W/chの音の魅力とは一体どのようなものでしょうか。異なる設定だからこそ、余計に互いの魅力が必ずあるはずです。こういう比較ができるのも Scala Utopia Evo のような能率を有したスピーカーだからこそ。準備ができたら再生の時間に移りたいと思います。

 

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