Davaar 75 リリースされました
LINN DS の新しい操作アプリ「LINN」も発表されています、すでに多くの方が使われていると思いますが今までの Kazoo からはレイアウトも大きく変更されていますので操作感に戸惑っている方もまだ多いと思います。今のところ NAS、TIDAL、Qobuz など楽曲の検索結果が一斉に反映されるようになったのは個人的にとても嬉しいこと、細かいところで言えばNASのアルバム検索時に画像表示が画面全体ではなく片側に小さく並ぶレイアウトになってしまったことは残念です。楽曲をアルバムジャケットで覚えているものも多くKinsky、Kazoo にて検索時の画面全体をアルバムが大きく並ぶレイアウトは最も使用することの多い検索方法でした。今後のアップデートでこの表示がまたできるようになることを願っています。
数日前、ソフトウェアでは Davaar 75 がリリースされました、主な新機能は以下の通り。
・DSMシリーズのSurround Processing ModuleがMPEG2 AACの再生に対応
→日本の地上波・BS/CS放送のステレオ〜サラウンド再生が可能に
※HDMI入力とSPDIF/TOS入力に有効
・SELEKT DSMにWi-Fi接続機能追加(全てのSELEKT DSMに適用)
・SELEKT DSMにBluetooth接続機能追加(全てのSELEKT DSMに適用)
・SELEKT DSMのSPDIF1入力をデジタル出力端子としても設定が可能に
※ヘッドフォンアンプやアクティブスピーカーにも利用できます。
その他、メンテナンスやバグ修正も含まれていますが、今回は SELEKT DSM へのアップデートがメインとなり新たに加わったこの新機能は魅力的なものが揃っています。先頃ワイヤレススピーカーとして発売された EXAKT Series 3 は最高の音質で再生できるワイヤレススピーカーとしてすでに人気が集中しています、その操作に関しても本体上部に映し出される6つのボタンがあり各ソースやPIN機能の設定を落とし込むことができ、さらにボタンを組み合わせて押すことでWi-Fi (無線LAN)接続やBluetoothデバイスへの接続設定がとてもスムーズに行えるようになっています。今回 Davaar 75 リリースの案内が入った時にその内容に SELEKT DSM の文字を見つけた時、きっとそういうことなのではと思ったりもしました。SELEKT DSM にもフロントに6つのボタンがありソースやPIN機能を設定して使用することができます。今回の新しいソフトウェアでは SELEKT DSM にもWi-Fi (無線LAN)接続やBluetoothデバイスへの接続設定が行えるようになりました、設定方法は Series 3 と同じです、早速試してみましたが問題なく無線接続、Bluetooth接続ができました。サラウンドに関してもMPEG2 AACへの対応は大きなトピックです、フロアーの展示製品にはサラウンドプロセッシングモジュールを搭載していないのですぐに確認は出来ませんが、近いうちに準備して楽しんでみたいと思います。
SELEKT DSM が Wi-Fi(無線LAN)接続できることで自由度が更に広がります、LANケーブルを引き回すことが難しい場所でも設置することができるようになりコンパクトな一体型の優位性を今まで以上に感じることになります。無線は電波状況に依りますので、環境によっては安定しない事もあるかも知れませんのでその時は有線での接続にてご使用ください。
Amazon HD music 対応が間も無くとなっているので、今回の新しいソフトウェアも含めて楽しみが続いているようでワクワクしますね。
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