
ステレオサンド誌の最新号216号が発売されましたので、是非手に取ってご覧ください。ステレオサウンド誌には弊社の広告も1ページありまして、時々は私が撮影を担当しています。制作話は佐藤が「広告制作 裏話」として書いていますので、そちらで詳しくお読みください。
今回は、レコード盤に刻まれた音溝をかたちにしてみようというアイデア。それを砂絵で描き、その砂絵を宙に浮かせた一瞬を撮るというお題でした。素人写真好きレベルの私からすると「そんなの無理だネ!」と思いましたが、知恵と忍耐、やれば何とかなるものです。
「When you hear music, after it’s over, it’s gone in the air. You can never capture it again.」
エリック・ドルフィーの Last Date のB面最後、Miss Ann が終わると同時に流れる彼の肉声は非常に印象的。佐藤からアイデアを聞いたときに私もこの言葉を思い描きました。この肉声は Last Date の収録とは別物で随分後に Complete Last Recordings としても Last Date 以降の最終録音音源が出てはいるのですが、やっぱり Last Date のアルバムの印象が強いのです。


そもそも砂絵を描くこと自体が難しい。これが完成しなければ次の撮影ステップに進めません。始めた頃は「これ、終わるのだろうか。。」と心配したのですが、今回の広告も無事着地する事ができました。