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Lookaftering / Vashti Bunyan

アルバム発売当時は評価されず数十年経って再評価され、当時のアルバムは中古市場でにわかに高騰しはじめ入手困難のワードが付いて回り更に高騰、なんてことは時々聞く話。ヴァシュティ・バニヤンの1stアルバムも1970年に発売されましたが泣かず飛ばず、そのまま彼女も肩を落として活動休止となりますが30年ほど経って再評価の波に乗りました。高騰していた1stアルバムも無事再プレスされ、そのお陰で私も手に入れる事ができたのです。やがて活動を開始してめでたく2枚目のアルバムを発売(2005年)、そのまた9年後に3rdアルバムを発売(2014年)、この次はあるのかないのか本人すらも分からない様子。エミリアーナ・トリーニのを聴いた時と似たような感触というか、静かで穏やかに進むような時間を過ごせる声で聴かせてくれます。画像は2ndアルバム、マックス・リヒターがプロデュースしているのも見どころで1stから30年以上経っていることもあり本人も大人になって親になって、その声もどこか更に落ち着いているように聴こえます。そんなアルバムジャケットは彼女の娘ウィン・ルイスが描いたもので、次の3rdアルバムも描いています。