
Series 3 wall mount
EXAKT Akudorik をフロントスピーカーにご使用頂きまして、ステレオ再生からサラウンドまで幅広くお楽しみ頂いているお客様からのご相談を頂きました。「現在使用しているサラウンド用リアスピーカーを Exakt スピーカーに変更すると、もっと楽しくなるかな。」というご相談でした。即答で「ぜひ!」というご返答を差し上げましたのは、リアスピーカーには Exakt Series 3 がピッタリだと思っていた事、更に Series 3 専用の壁付けブラケットが発売されるという最新情報があった事、302の素晴らしいパフォーマンスはもとよりお客様のご環境に302の壁取り付けが似合い過ぎることが想像できてしまったのです。それらのご情報を早速ご案内差し上げまして、お客様も快くご承諾頂きました。楽しみにお待ち頂きながら製品の準備をしてご納品へ。

何度お邪魔しても素敵な空間に心が穏やかになります。天井も高く、ログハウスの香りと響きはそれだけで音楽や映像再生の素晴らしい聴き心地を確保してくれます。「この部屋の響きならブックシェルフの EXAKT AKUDORIK で十分なパフォーマンスをしてくれると思ったんです。」というお客様の読み通り、広いスペースではありますがこのサイズのスピーカーでもたっぷりと空間を音で満たしてくれます。EXAKT AKUDORIK というシステムであることもこの場所での高い音質を聴かせてくれる重要な選択だったと思います。今回はリアスピーカーを302に変更して EXAKT 4chサラウンドとしてお楽しみ頂くために設置作業を始めます。フロントからの EXAKT Link ケーブルも配線を改めて引き直しながら背面へSeries 3専用壁付けブラケットを取り付けます、Series 3 は7kg弱の重量があるため壁取り付けの際は十分な強度が必要です。今回のお客様のご環境はログハウスのため壁の強度は十分にあり、補強無しでスムーズにブラケットを取り付ける事ができます。専用ブラケットは左右30°ずつの角度調整も可能、今回もリスニングポジションに合わせて角度調整しています。冒頭で 302 がピッタリだと直ぐに思ったのはこういう理由もあったのです。

話が前後しますが、今回のご納品の当初の目的は LP12 でした。暫くぶりにレコード再生を復活させてみようと思われた事でご相談を頂きまして、LP12 のご導入へ。そこで重要なのは URIKA 2 での LP12 を使用すること、すでに EXAKT AKUDORIK をお楽しみ頂いているご環境から考えると URIKA 2 でのレコード再生はもう説明不要のパフォーマンスを聴かせてくれます。長らくお休みされていたレコード再生を改めて始めてみようと思われたきっかけも URIKA 2 に大きな魅力を感じて頂けたからでした。この仕様でご準備を進めていまして、間もなくご納品というタイミングでサラウンドスピーカー変更のご相談も頂きまして、一気にシステムがアップグレードするという流れになったのです。

全ての設置作業が完了し、URIKA 2 でのレコード再生、EXAKT 4ch でのサラウンド再生、どちらもそのアップグレードしたサウンドをお確かめ頂きました。「レコード再生もサラウンドも一気にとんでもない音になったから、少し戸惑っているくらい。」という嬉しいご感想を頂けるくらい、確かに素晴らしいものでした。広い空間ではありますが LP12 がリアスピーカー302 側にあり、リスニングポジションの近くに設置できることも URIKA 2 なら音質を確保したまま引き回しが可能。レコードの乗せ替えも楽しく直ぐに行えます。
心地良い日差しの入る素敵な音の充満する空間を、今回もたっぷり楽しませて頂きました。
S様、有難うございました。
お問い合わせ先
phone:03-3253-5555 (担当:柴田)
mail:shibata@dynamicaudio.jp