昨年末に発売された Michael Jackson Thriller 40周年盤、レコードはMobile Fidelity盤を予約し、エクスパンデッド・エディションのCDも購入。CD音源はエクスパンデット・エディションもサブスクで全て聴けてしまうのですが、ライナーノーツが読み物としても非常に面白く分厚いのでフィジカルで残しておきたく購入。今回の記念盤、個人的な最大の魅力は Behind The Mask のデモ音源が入っていること。この楽曲が Thriller のアルバム候補曲だったことや、それが外れたことまでの顛末などは調べればすぐに分かるので割愛ですが、今回初めて世に出たデモ音源はマイケル死後に発売された2010年のアルバムに入っている Behind The Mask とは異なり、ほとんど原曲そのままに歌詞をつけて歌っていることに大興奮。Behind The Mask という曲を初めて知ったのは Greg Phillinganes の2ndアルバムで、A面一曲目に始まるこの曲を聴いてからでした。これが YMO のカバーだと知って、それからYMOのアルバムを聴くという順になるのでした。その後、クラプトンもカバーしたり。そんなこともあって私の Behind The Mask は Greg Phillinganes だったのですが、原曲を知ってもっと興奮したり、「Michael」に収録されたマイケルのカバーも良かったけれど今回のデモ音源を聴いて、このままの雰囲気でスリラーに収録されていたらどうなっていたのだろうとか、色々想像していまだに楽しい時間を過ごせてしまうのです。八百屋(TR-808)も大活躍。

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