
GOLDMUND TELOS 400
毎日鳴らしている Franco Serblin Ktema の魅力はそれでもなかなか底が見えません。この1ヶ月くらいは Audio Research の真空管プリアンプ GS Pre、パワーアンプ GS150 をシステムとして固定し再生していました。真空管の艶やかな響きと厚みのある音は Ktema との相性も非常に良いと感じています。ボリュームを絞っての再生でも心地良く、歌うように鳴るこのシステムは私のお勧めのシステムです。
長らくシステムを固定して鳴らしていると少し変化がつけたくなるもので、Ktema の別の表情も見てみたい欲が出てきます。そう考えているとタイミングよく GOLDMUND TELOS 400 という選択肢が出てきました、Ktema というスピーカーを考えても真空管のシステムから表情を変えるにこれほど適した製品はないと思い、早速組み合わせて再生しています。

モノラルパワーアンプの TELOS 400、この製品の音色も Ktema と相性が良いのは Sonus faber のいくつものスピーカーで聴いてきました。TELOS 400 に組み替えての再生、プリアンプは引き続き Audio Research GS Pre としています。プリアンプは真空管となりますがパワーアンプが真空管からトランジスターへの変化もあり、ステレオからモノラルへの変化もあり、静けさとシャープな表情が浮き出てくるようです。モノラルのセパレーションの高さも重なって抜けの良さも際立つようです。GOLDMUND TELOS 400 に組み替えて分かることですが、Audio Research GS150 の真空管パワーアンプにある適度な味の濃さもまた魅力的で Ktema と組み合わせるとこの良さがまた何倍にも広がります。GS150 と Ktema での響きを少し抑えるようにはなりますが、GOLDMUND TELOS 400 のキリッとした輪郭と静けさ、透明度の高い音の世界もまた魅力的です。こちらの GOLDMUND TELOS 400 も中古製品としての入荷先行情報としてお知らせ致します。

お問い合わせ先
電話:03-3253-5555 (担当:柴田)
メール:shibata@dynamicaudio.jp