GOLDMUND MIMESIS 27.5
先日、Franco Serblin Ktema と組み合わせているシステム、Audio Research GSシリーズのパワーアンプGOLDMUND TELOS 400 に変更した事をお知らせしました。それから数日鳴らしていて、気づけば真空管の少し味の濃い音からスッキリとした輪郭の表情へ変わったこにすでに慣れていて、この音の世界もまた心地良く聴けるものです。「フルニエ/バッハ無伴奏チェロのための6つの組曲」をハイレゾで用意し LINN KLIMA DS/3 での再生を準備、真空管プリアンプ Audio Research GS Pre での再生を確かめてから GOLDMUND MIMESIS27.5 へ変更後、同じ曲を再生します。
分かりやすい曲を用意したという事もあるのですが、チェロのみの楽曲ではやはり真空管をプリアンプにした組み合わせに雰囲気が良く合います。弦の擦れや胴鳴りもどことなく真空管の鳴りと表現にマッチしている感触があります、私の好みも十分に入っていますが。ただし、GOLDMUND MIMESIS27.5 ではチェロと弾き手、それ以外の空間の線引きが非常に上手く、これも輪郭の際立つ表現が良く出ているのか思わず息を呑む瞬間があります。
真空管 プリアンプ & パワーアンプ Audio Research GSシリーズの音はこの数ヶ月しっかり、みっちりと聴き込みました、真空管とはいえドライブ力のあるパワーアンプ GS150 は Ktema のウーファーを軽快にグリップしオーケストラの迫力も瞬間で表現できます。バイオリンやチェロ、ピアノの独奏ではその魅力を引き出すのに素晴らしい組み合わせでした。現在、GOLDMUND の組み合わせにて再生をスタートしています、こちらは現行品ではなく入荷した中古製品での一時的なシステムなので短期間になる可能性が高いのですがこの同世代のGOLDMUND で Franco Serblin Ktema がどのような表情を魅せるかもまたしっかり体験しておこうかと思います。プリアンプ GOLDMUND MIMESIS 27.5 、パワーアンプ TELOS 400 はどちらも中古入荷の先行情報としてご案内中の製品となります、製品へのお問い合わせなどありましたらご連絡くださいませ。
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