
GIYA G2 S2
VIVID AUDIO G2 S2 の展示は少し前にお知らせしましたが、この数日でようやく再生できるようになり毎日再生を行っています。全くの新品なのでゼロからのスタート、所謂エージング期間です、鳴り初めは GIYA シリーズに特徴的な抜群の定位感、音像の浮かび上がりは直ぐに感じ取れましたが曲によってはやはり少し角の立つ表現になる時もありました。それでもスピーカーの間に浮いてくるような音像感は、これも少し前にご紹介しましたが AVALON INDRA DIAMOND とはまた別の音像として目の前に現れてきます。

今の再生ではもう少し低域の量が欲しいところです。当然、エージングが進むとウーファーユニットの動きに変化が出てくるのでその量感は徐々に変化し十分に満足する事になるでしょう。むしろ、結果はある程度分かっていても、どのような段階を踏んで進むのかが楽しみなだけかもしれません。それくらい今のパフォーマンスが十分に高いという事なのでしょう。G2 S2 はなかなかサイズのある製品ですが、スピーカーの前に座って再生を聴いているとこのサイズが気にならなくなるような雰囲気。ある程度奥行きはありますが、前面からの眺めに威圧感はほとんど感じません。

現在は Burmester 099 & 911mk3 の組み合わせですが、その前には OCTAVE HP300SE & LINN KLIMAX TWIN での再生も聴いておきました。真空管のプリで再生する音もまた良かったですね。
